荒川剣龍峡登山道
荒川剣龍峡登山道は、標高400~600mを歩く初心者の皆様にもお楽しみいただけるコースです。周遊距離が約7km、所要時間は約4時間(休憩を含め5時間)位で、登山シーズンは4月中旬から11月中旬までが最適です。季節により尾根道には、イワウチワ、カンアオイ、イワカガミ等が見られ、林間には雪割草やエビネなどの高山植物を見ることができます。春には新緑の中にヤマツヅジ、ドウダンツツジが咲き乱れ、白ヤマボウシ、ヤマジサイ、クマノミズキ、ホウノキの花もあちこちに見られます。秋にはナラ、ナナカマド、ヤマモミジ等が彩り、10月末頃に紅葉の見頃を迎えます。途中焼山では、晴天時、越後平野、日本海、鳥海山、飯豊連峰、二王子岳、金鉢山、阿賀野川、弥彦山、佐渡島等大パノラマを楽しむことができます。最高点コマタは標高634mで東京スカイツリーと同じ高さで、標柱が建立されており、ここでも越後平野、弥彦山等、反対側に飯豊連峰等を望むことができます。その先を進むと鎖場等を経て穴マクリ展望地があり、飯豊連峰、二王子岳、焼峰山等をより近くに見ることができます。コース内の多くをブナの木が覆う中、花の木平を経て同登山口に至ります。同登山口から30分程下ると出発地点に着きます。